羊の木 2018年
吉田大八監督
物語
寂れた港町・魚深にそれぞれ移住して来た6人の男女。過疎問題を解決するために町が身元引受人となって元受刑者を受け入れる極秘プロジェクトだった。彼らの受け入れを担当することになった市役所職員・月末はこのプロジェクトに不安を感じていたが、そんな中、港で死亡事故が起こる…。
山上たつひこ原作・いがらしみきお作画の同名コミックが原作。監督は「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八さん。
主人公の月末(錦戸亮)、月末が想いを寄せる元同級生、石田文(木村文乃)。
元受刑者たち。殺人犯も刑期を終えれば社会に戻るが、私達は彼らを受け入れることができるのだろうか。ちょっと重たいテーマのサスペンス。映画のコピーは「信じるか、疑うか」。
世のレビューでは厳しい評価が多いのですが、それなりかと思います。作品の世界観とか俳優さんの演技は良かった。
惜しいの中盤から後半のあっさりした展開。尺を長くして登場人物やドラマを丁寧に描いたら、もっと良かっただろう。
※今年26本目の映画鑑賞。