リトル・ミス・サンシャイン 2006年
物語
全米美少女コンテストで地区代表に選ばれた9歳のオリーブは家族のミニバスで会場を目指すが、同行するのは問題だらけの家族たち。道中で起こるいざこざを描いていく。
2006年サンダンス映画祭にプレミア放映され評判となり全国上映となる。世界興行収入は1億ドルを超えた。第79回アカデミー賞では作品賞を含む4部門でノミネートされ、脚本賞と助演男優賞を獲得した。
娘オリーブちゃんの少女ミスコンへの出場が決まり、問題だらけの一家がオンボロバスに乗ってカリフォルニアの会場を目指す。道中に起きる多くの困難を乗り越えて、バラバラだった家族は一つにまとまっていくファミリー・ロードムービー。
黄色のオンボロバスがいいや。道中でクラッチが壊れてしまい、押さないと走り出さなくなってしまう。信号とか無いハイウェイをひたすらに走る、なんか西部時代に幌馬車で移動した開拓民を思わせる。ゴー・ウエスト!これ、アメリカ人のツボなんだろな。
お兄ちゃん(ポール・ダノ)が印象に残る。誰とも口を聞かなかったのが、いろいろあって、最後には家族に心を開くようになる。(展開がミエミエだけど)いいシナリオだな。
アメリカのファミリー・コメディらしいキャラとドタバタした感じですが、最後は家族愛を感じさせる、まとまりのいい映画でした。
※今年19本目の映画鑑賞。