物語
天才ゆえに孤独な中学生・高嶺清麿。彼のもとに突然、不思議な子供が飛び込んできた。名前はガッシュ、魔界から送られてきたという。ガッシュは世界中に送り込まれた百人の魔物の子の一人。パートナーと共に戦い合って、最後に残った一人が魔界の王様になれるというのだ。王位を目指すガッシュは、清麿が手にした魔本の言葉を受け、襲いかかるライバルたちと激しいバトルを繰り広げてゆく。
週刊少年サンデー2001年6号から、2008年4/5合併号まで連載。アニメ化もされたメジャーな作品なのですが、連載終了後10年以上たって僕は初めてこの作品を読みました。完全版16巻を読破。
いやいや、面白かった。👍
内容的には少年マンガの定番のバトルものですがギャグあり、涙ありの傑作でした。
第一話で、清麿の前に突然、現れる不思議な能力を持つ少年ガッシュ。このパターンってコメディっぽいですが、次から次へと魔界のライバルが現れて、物語はガッシュの魔法を使ったバトルものに発展します。
ストーリー的に面白いなと思ったのは、魔界の王様になるという"目的"を持っているのはガッシュの方だというところ。主人公の清麿には目的がないのです。
では、なぜガッシュを王様にするために清麿は命をかけてまで戦うのか? 清麿の動機はシンプルに友情なんです…😅
大人目線ではあり得ない"熱さ"!!! 少年漫画の醍醐味ですね。
名シーンが多くて、語り始めるとキリがなくなりそうなので…おしまい
※今年、初めての漫画読書。