8 Mile 2002年
物語
デトロイトの工場で働くラビットこと青年ジミーには夢があった。ラッパーとして成功し、どん底の日々から抜け出すこと。プロデビューを目指す彼は街で行なわれているラップ・バトルに出場しようとするが、繊細な性格ゆえにプレッシャーを感じ、棄権してしまう。モデル志望の娘アレックスとの恋、トレーラーハウスに暮らす家族との生活、そして仲間たちと思い描く成功の夢。ジミーは迷い、傷つきながらも、やがてラップのバトルステージに立つ……。
カリスマ的人気を誇るラップ・ミュージシャン、エミネムの半自伝的な青春物語。タイトルの“8マイル”とはデトロイトに実在するストリートの名前。 南側に位置するデトロイト・シティは住民の大半を黒人が占め、北側のウォレンは白人が占める境界線だ。
半自伝的と紹介されていますが、ドラマはフィクションで盛ってますね。青春映画らしいシナリオでヒップホップに興味がなくても楽しめる映画になっています。
映画のコアになるデトロイトのアンダークラスの白人の生活や、ラップ・バトルなどのヒップホップカルチャーは興味深いです。映画が公開されたのは20年前ですが、今観てもクールですね。
ヒップホップって、若者の音楽って感じだけどエミネムも48才。ラップもファッションではなく歴史になってきたな…。
※今年42本目の映画鑑賞。