名古屋出入国在留管理局で3月、収容中のスリランカ人女性ウィシュマさんが体調不良を訴えながら、適切な医療を受けられずに亡くなられた。
不幸な事故かと思っていましたが、そうではないらしい。
自力で歩けないほど衰弱して外部の病院の医師から「点滴や入院が必要」と指摘もあったにもかかわらず、名古屋入管が詐病と扱い放置したのだ。遺族の言葉で表現すれば「動物のように扱われ、殺されたようなもの」という悲惨な事件だ。
再発防止へ省内に改革推進チーム(8/20)
法務省は名古屋入管の局長ら4人処分。上川法務大臣は相内に再発防止のための改革推進チームを設置しました。
しかし、改革推進チームの設置はポーズだけなのでしょう。
遺族が求める事件の真相解明には消極的で開示した事件の関連文書1万5千枚はほぼ黒塗り。ビデオの全面開示については「考えてない」と拒否しています。
遺族との面会も「法務大臣として会うわけではなく、上川陽子として会う」と強調。大臣としての責任を負う気は全くないようです。
一体、どこの国かと疑うような話です。事件やその後の法務省の対応が酷すぎるが、それより怖いのは事件に無関心な人が多いことだ。
最後だけ戯れるが、日本人は義侠心を失ってしまったようだ…。
おしまい