六道の悪女たち 中村勇志
物語
不良に脅える気弱な高校生・六道桃助。彼の元に亡き祖父から謎の術が書かれた巻物が届き、その効果で、六道は問答無用で「悪女」に愛される体質になり、情けなかった日々が一変する。
週刊少年チャンピオンにおいて、2016年]から2021年19号まで連載された。コミックは全26巻。2021年6月時点で累計発行部数は230万部を突破。
主人公の六道桃助はクラスの不良に怯える気弱な男の子ですが、陰陽師の巻物で、「悪女」に愛される体質(自分でコントロールできない)になっちゃう。
極悪なスケバンも、術の力で、六道に好意を抱くようになり、彼女らの力を借りて、六道は不良たちから健全な学校生活を取り戻そうとするのだ、ってテキトーな話し。
初めは弱っちい六道くんですが、後半は強くなって、少年漫画らしい展開になります。主人公の成長、ここらへんも見どころですね。
ラブコメと不良バトル、なんか昔の漫画みたいで面白かった。作者の中村勇志さんは可愛い女の子も描けるし、アクションも描ける。絵だけじゃなくてストーリーも上手いですね。(失速せずに、ちゃんと完結している。)次の作品も楽しみです。
※漫画読書、3作品目。