金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

再会の夏

再会の夏         2018年

ジャン・ベッケル監督

物語

1919年、終戦後の平和が訪れたばかりのフランスの片田舎。戦争の英雄であるはずのジャック・モルラックが、人気のない留置所で頑なに黙秘を続けている。彼を軍法会議にかけるか否かを決めるためパリからやって来た軍判事ランティエ少佐は、留置所の外で吠え続ける1匹の犬に関心を寄せる。さらにモルラックについて調べるうち、農婦にしてはあまりにも学識豊かな恋人ヴァランティーヌの存在が浮かび上がる

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フランスの作家ジャン=クリストフ・リュファンのベストセラー歴史小説を映画化。第1次世界大戦後のフランスを舞台に、主人を待ち続ける1匹の犬と勲章をめぐる物語を、美しい田園風景とともに描き出す。

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予備知識なしに鑑賞しましたが、なかなか良作でした。第一次世界大戦で戦地へ行った青年モルラックと一匹の犬の物語です。

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ドラマは、軍判事ランティエ少佐が国家侮辱罪て収監されているモルラックを尋問してモルラックが語る形で進みます。

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戦争はいつの時代でも悲劇です。大切な人を亡くしたり、愛する人と別れ離れになったりします。90分程度の短いドラマですが、戦争の非人間性、平和や愛の尊さを感じさせる良作映画でした。

※今年5本目の映画鑑賞