金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

シラノ

シラノ         2021年

ジョーライト監督

物語

17世紀フランス。剣の腕前だけでなく、優れた詩を書く才能をもつフランス軍きっての騎士シラノは、仲間たちからも絶大なる信頼を置かれていたが、自身の外見に自信が持てず、想いを寄せるロクサーヌに、心に秘めた気持ちをずっと告げることができない。そんな胸の内を知らないロクサーヌはシラノと同じ隊に配属された青年クリスチャンに惹かれ、こともあろうにシラノに恋の仲立ちをお願いする。複雑な気持ちを抱えながらも、愛する人の願いを叶えようとするシラノは、溢れる愛情を言葉で表現する才能がないクリスチャンに代わって、自身の想いを文字に込めてロクサーヌへのラブレターを書くことに。

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プライドと偏見」のジョー・ライト監督が1897年のエドモン・ロスタンの戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』を原作としたミュージカルを映画化。ロクサーヌ役はジョー・ライトの交際相手のヘイリー・ベネット。

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劇場へ行きました。先週に続きミュージカル映画です。「シラノ・ド・ベルジュラック」を原案にした作品。古典は良いですね、良いから古典として残るのでしょう、面白かったです。

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で、シラノって、醜い大鼻の剣士くだと思っていたのですが、この映画では小人症の男に、クリスチャンは有色人種にアレンジされていました。ダイバシティを意識した斬新なアレンジですが賛否あるかと思います。

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ロクサーヌ役のヘイリー・ベネットが綺麗で素敵でしたね。ラストの盛り上がりがイマイチでしたが、テンポも良く、よく出来た映画でした。

※今年7本目の映画鑑賞