U・ボート(ディレクターズカット版)1997年
物語
1941年、ナチス占領下のフランスの港町ラ・ロシェルから、ドイツ軍の潜水艦U96が出港した。総勢43名の若き乗組員たちは、緊迫した空気の流れる船内で魚雷の恐怖や続発するトラブルにさらされ、肉体的にも精神的にも限界まで追い詰められていく。
ロタール・ギュンター・ブッフハイムの同名小説を原作に、後に「トロイ」「エアフォース・ワン」などのハリウッド大作を手がけるウォルフガング・ペーターゼンが監督・脚色を担当。
劇場公開が1981年と意外に古いので驚いた。劇場公開版は135分ですが、今回、鑑賞したのは1997年のディレクターズカット版で208分のもの。
第一世界大戦で登場し「海の狼」と恐れられたドイツの潜水艦Uボートだが、第二次世界大戦の終わりには連合軍の対潜戦術の向上により撃沈していて、多くの戦死者をだしている。
過酷な潜水艦生活、生還できないかもしれない任務。映画の冒頭、出航前のどんちゃん騒ぎのシーンがあるのですが、すごく理解できます。
ステレオタイプな戦争映画ではなく、U .ボートの乗組員の戦いをスリリングに描いた冒険映画です。面白かったです。
なんで、今まで観なかったかな〜。
※今年41本目の映画鑑賞。