追悼 アントニオ猪木
9/30に円楽さん、10/1に猪木さん、今週末は訃報が続きました。なんか寂しい週末でした。
1980年代、新日本プロレス熱かったですね。初代タイガーマスク(佐山聡)、アントニオ猪木、藤波辰爾、長州力、前田日明、アンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガン‥あの頃、毎週、繰り広げられる超人バトルに熱くなりました。
猪木さんの魅力はプロレスを超えた闘魂ロマンですね。1976年、伝説の猪木vsモハメドアリに始まる数々の異種格闘技戦。K-1やPRIDEなど本格的な格闘技ブームを先取りした闘いを見せてくれました。終始リングに寝転んだ猪木の闘いを「世紀の凡戦」と言う人もいますが、猪木のクレバーなファイターぶりが伺えます。
「プロレスは八百長か?」という議論を友人としたことがあります。もちろんショーですが、新日本プロレスは過激な闘いをしていたから真剣勝負もあるのかと思っていました。
新日本プロレスを出てUWFを立ち上げた、前田日明や佐山聡とかは本当に格闘家でした。こういうヤバい人たちが演っていたプロレスだからこそ新日本プロレスは面白かったのだとおもいます。(UWFは地味でショーとしてはつまらなかったですけどね)
猪木のショーマンシップは世代を超えて伝わっています。ブシロードがプロデュースしている新日本プロレスはエンターテーメント志向が強いですが、それでも猪木のストロングスタイルは生きている気がします。
アントニオ猪木の最期の対戦は難病との闘いでした。これはヤラセも八百長もありません。闘いをショーとして見せて多くの人に勇気や元気を与える。本当に偉大なプロレスラーだったと思います。
RIP アントニオ猪木。
おしまい