金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

雑記 : 追悼 アントニオ猪木

追悼 アントニオ猪木

9/30に円楽さん、10/1に猪木さん、今週末は訃報が続きました。なんか寂しい週末でした。

f:id:tomo2200:20221002182504j:image

1980年代、新日本プロレス熱かったですね。初代タイガーマスク佐山聡)、アントニオ猪木藤波辰爾長州力前田日明アンドレ・ザ・ジャイアントハルク・ホーガン‥あの頃、毎週、繰り広げられる超人バトルに熱くなりました。

f:id:tomo2200:20221002183735j:image

猪木さんの魅力はプロレスを超えた闘魂ロマンですね。1976年、伝説の猪木vsモハメドアリに始まる数々の異種格闘技戦K-1やPRIDEなど本格的な格闘技ブームを先取りした闘いを見せてくれました。終始リングに寝転んだ猪木の闘いを「世紀の凡戦」と言う人もいますが、猪木のクレバーなファイターぶりが伺えます。

f:id:tomo2200:20221002184325j:image

「プロレスは八百長か?」という議論を友人としたことがあります。もちろんショーですが、新日本プロレスは過激な闘いをしていたから真剣勝負もあるのかと思っていました。

f:id:tomo2200:20221002213543j:image

新日本プロレスを出てUWFを立ち上げた、前田日明佐山聡とかは本当に格闘家でした。こういうヤバい人たちが演っていたプロレスだからこそ新日本プロレスは面白かったのだとおもいます。(UWFは地味でショーとしてはつまらなかったですけどね)

f:id:tomo2200:20221002183540j:imagef:id:tomo2200:20221002195549j:image

猪木のショーマンシップは世代を超えて伝わっています。ブシロードがプロデュースしている新日本プロレスはエンターテーメント志向が強いですが、それでも猪木のストロングスタイルは生きている気がします。

f:id:tomo2200:20221002215334j:imagef:id:tomo2200:20221002221135j:image

アントニオ猪木の最期の対戦は難病との闘いでした。これはヤラセも八百長もありません。闘いをショーとして見せて多くの人に勇気や元気を与える。本当に偉大なプロレスラーだったと思います。

RIP アントニオ猪木

おしまい