すっきりしない2022年(今年の事件)
忙しくて映画をゆっくり観る余裕がないこの頃。年末なので、なんとなく今年の世相を振り返ってみます。
ロシアのウクライナ侵攻
北京の冬季オリンピック開催中に始まったロシアのウクライナ侵攻。プーチンは数週間でキーウを占領、ゼレンスキーを追放して傀儡政権を樹立できると考えたが、西側諸国に支援されたウクライナ軍の抵抗により苦戦を強いられ、戦争は未だに続いている。
ロシアのウクライナ侵攻によって先鋭化した日欧米VS旧共産圏の対立。核兵器の使用や第三次世界大戦はあり得ないと言いきれないのが恐いですね。
安倍元首相銃撃
選挙期間中に起きた衝撃的なテロ事件。犯人が宗教団体に恨みを持つ二世信者で、政治と宗教の関係にも波及した。
後見人を失った岸田総理。国民の支持率も下がっている。内外に問題が山積する日本は大丈夫なのだろうか心配になりますが、今、交替できる政治家っていないな。
異常気象
今年の夏は世界中で干魃が起き、日上がった河からは、様々な遺跡が発見されるニュースも多かった。地球温暖化は、とり返しのつかない時点(ディッピングポイント)に来ている気がしています。
スウェーデンの環境活動家=グレタ・トゥーンべリ。環境問題が次の世代に対する深刻な負債になっていると指摘している。数年後には大きな政治的主張になるかもしれない。
見えないコロナ禍後の社会
2019年の12月に始まったコロナ禍。3年が経過して、ワクチンや治療薬も開発され、またウィルスも弱毒化したので日常の不安は減っているが相変わらずマスク着用する日常が続いている。
カタールで開催されているW杯。入場制限もなくマスク着用も義務づけられていない。言うと叱られるのだが、もう日本も脱マスクでいいかなぁ、と個人的には思うな。
スーパー•バブルの崩壊
もう何年も前から世界的なバブル崩壊の予想をしているが有難いことに当たらない。とは言え中国の不動産価格が下落し、アメリカはインフレ懸念から金利を引き上げ始めた。世界経済は不安定なのだ。
LAでビックマックが1200円超するらしい。もう海外旅行に行けないなぁ。金融緩和の後始末はバブル崩壊ではなく、ハイパーインフレーションなのかもしれない…。
明るい未来
暗い話題ばかりなので毒消し。W杯では日本チームがスペインやドイツを破るという快挙を成し遂げでくれました。ドーハの悲劇からドーハの奇跡に。暗い話題が多かった2022年ですが、日本人として溜飲が下がります。
野球界も大リーグの大谷、ヤクルトの村上などのスターが活躍しました。日本人は進化しているような気がします。スポーツだけでなく、各界で頑張る新しい世代は未来への希望ですね。
おしまい。