ワンダとダイヤと優しい奴ら 1989年
チャールズ・クライトン監督
物語
4人組の強盗によってロンドンの宝石店から1300万ポンドのダイヤが盗まれた。主犯格のジョージは捕まったものの、肝心のダイヤの行方はようとして知れない。強盗団の紅一点ワンダはオットーと組んで、ジョージの弁護士に色仕掛けで接近、ダイヤの隠し場所を聞き出そうとする......
イギリスのコメディ集団モンティ・パイソンのジョン・クリーズが脚本、主役を演じたクライム・コメディー。
1300万ポンドの宝石をめぐって、ひとりのセクシーな女性と取り巻く男達の騒動を描くコメディ。アメリカ的なドタバタ感とイギリスらしい皮肉な笑いのコンビネーションが絶妙。
主演のジョン・クリーズは弁護士の役だが、窃盗団のワンダのハニー・トラップにかかる。浮気の笑いは世界共通ですね。
立川談志が本作を絶賛している。全くバカバカしいコメディなのだが、ギャグのテンポの良さやニヤッとさせるブラックユーモアが談志の好みに合ったのだろう。
※今年10本目の映画鑑賞。