BUTTER
柚木麻子
物語
主人公の梶井真奈子は、中高年男性に金を貢がせたうえ、殺害した容疑で逮捕された。
一方、週刊誌記者の町田里佳は梶井との面会を取り付け独占記事を執筆を試みるが、うまくいかない。里佳は親友の怜子から「食の話題で釣ればいい」とアドバイスをもらい、梶井との接触に成功。
塀の中にいて望みのものが口にできない梶井は、訪ねてきた里佳にテストめいた要求を出す。梶井が指定する食べ物、食べ方を里佳が体験し、梶井に伝えるのだ。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えてゆく。


世界35ヶ国で翻訳決定。 イギリスの各書店がノミネート作を選出し、読者の投票によって結果が決まる「Books Are My Bag Readers Award 2024」の「Breakthrough Author」を受賞。またイギリスの大手書店チェーンWaterstoneが選ぶ「Waterstones Book of the Year 2024」を受賞。

最近、全く読書してないので、今年は映画鑑賞だけでなく、小説も読もうと思っています。「BUTTER」は昨年の秋に買って、ようやく読了。海外で話題ということで読み始めたのですが、さてさて、面白いかと言われると、まあまあ、★★☆ みたいな感想です。
イギリスの有名なアワードを受賞しているので、傑作!なのでしょうが、著者も主人公も女性で、 日本の性差別やボディシェイミング(体型批判)、古いジェンダーロールを批判するフェミニズム文学として注目を浴びていることもあり、男性読者からすると物語への自己投影が難しいですね。
※小説一冊目