六人の嘘つきな大学生 2024年
佐藤祐市監督
物語
人気エンタテインメント企業の新卒採用で最終選考に残った6人の就活生。「6人でチームを作り、1カ月後のグループディスカッションに臨む」という課題を与えられた彼らは、全員での内定獲得を目指して万全の準備で選考の日を迎えるが、急な課題の変更が通達される。6人の中で勝ち残るのは1人だけで、その1人は彼ら自身で決めるというのだ。
浅倉秋成による大ヒットミステリー小説を映画化した密室サスペンス。六人の大学生を浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠、が演じる。ロードショー中。
原作や事前情報を全く無しで鑑賞したのです。タイトルからコンゲーム的なコメディを想像していたのですが、就職面接で起きた事件を謎を解く「犯人は誰だ」のミステリー作品でした。💦
映画としてはテンポ良く展開して退屈せずに楽しめました。「十二人の怒れる男」的な会議室サスペンスと、8年の歳月を経て明らかになる登場人物の表裏がドラマの見どころになります。
映画で気になったのは、嶌衣織( 浜辺美波)封筒の中身が明かされなかったことです。すっきりせず調べてみたら、原作小説では彼女の隠していた事実も明かされています。小説と映画で他にも細かな違いがあるようですが、「六人の嘘つき」で「五人だけ」は酷い改変だと思います。😢
※今年19本目の映画鑑賞