ライフ・イズ・ビューティフル 1997年
物語
1939年、ユダヤ系イタリア人のグイドは、小学校の教師ドーラに恋をする。彼の純粋さに惹かれた彼女は結婚を承諾。やがて可愛い息子も生まれ、3人は幸せな日々を送っていた。そんなある時、彼らに突然強制収容所への収監命令が下る。
第51回カンヌ国際映画祭(1998)で審査員グランプリを受賞。第71回米国アカデミー賞(1999)で作品賞ほか7部門にノミネートされ、そのうち、主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞を受賞した。
僕の「食わず嫌い」映画の一本です。「シンドラーのリスト」や「戦場のピアニスト」とかユダヤ人迫害の映画って悲しく辛いのですが、この「ライフ・イズ・ビューティフル」の「泣け!」と言わんばかりの雰囲気に、名画と知りつつ敬遠してきました。
ロマンチック・コメディのような前半と、収容所に送られる後半の落差が辛い。父と子供を追ってユダヤ人でないのに収容所に行く汽車に乗るドーラ、子供を恐がらせないために、これはゲームだと嘘をつくグイド。
銃を向けられながらも、子供を恐がらせないよう、ひょうきんに歩くグイド。
後半、悲しくってビデオを何回も止めて休みながら最後はマジで涙目です。本当に「参りました。」という感じでした。やられました。
※今年123本目の映画鑑賞。