ベンジャミン・バトン 数奇な人生 2008年
物語
1918年、老人のような顔をした赤ん坊が養護施設に置き去りにされた。子供はベンジャミンと名付けられ、成長するにつれ若返っていく。少年期を迎えた彼は、かけがえのない存在となる6歳の少女デイジーと出会う。
デビッド・フィンチャーがフィッツジェラルドの短編小説を映画化。主演はブラッド・ピット。08年度アカデミー賞では最多13部門にノミネートされた。
ブラッド・ピットがCGと特殊メイクで老いて生まれ、歳をとるほど若返るベンジャミンを演じました。アカデミー賞では美術賞、視覚効果賞、メイクアップ賞を受賞しています。
フォレスト・ガンプに似ていると思いながら観ていたのですが、脚本はフォレスト・ガンプと同じエリック・ロスでした。だんだん若返る男の生涯を単なる奇譚にせず、愛と感動のドラマに仕上げているのが凄いです。
脚本だけでなく、デヴィッド・フィンチャーの演出も良かった。公園でデイジーが踊るシーンなんかロマンチックで良かったな(他にもいいシーンがあります)。2時間46分の長さでしたが👍な映画でした。
※今年54本目の映画鑑賞。