ピンクパンサー 2006年
ショーン・レヴィ監督
物語
フランスVS中華人民共和国のサッカー国際試合で、フランスが勝利する。その歓喜で会場が沸く中、フランス代表チームのコーチ、グリュアムが何者かに毒矢で殺害されてしまう。そして彼がはめていた、値が付けられないほど高価なダイヤモンドの指輪「ピンクパンサー」までもが消え去ってしまっていた。国民が注目するこの事件を任されたドレフュス警視は、7度ノミネートされた名誉賞を今度こそ受賞するため、無能な刑事に捜査を担当させ、マスコミが振り回されている隙に自分たちの精鋭チームで事件を解決する事で、名誉賞受賞を企んでいた。そして振り回し役に抜擢されたのは、ドレフュス警視もかねてから悪評を聞いていた、田舎で巡査をしている救いようのないドジでマヌケな勘違い男、ジャック・クルーゾーであった。
1960年代から始まったピーター・セラーズのシリーズを、アメリカのコメディアン、スティーヴ・マーティンに主演でリメイクした作品。
有名コメディアンのスティーヴ・マーティンをクルーゾー警部にキャストしたのは正解。ピーター・セラーズの"代役ではない"スティーブ・マーティン版のピンクパンサーになっています。
ジャン・レノやビヨンセなど脇役が豪華です。ビヨンセの曲に合わせて、スティーヴ・マーティンとジャン・レノが踊るシーンがあるのですが笑えます。
ドレフュス警視役のケヴィン・クライン。「ワンダとダイヤと優しい奴ら」でアカデミー助演男優賞を受賞した俳優さんだけあって、コメディが上手いです。
久しぶりの映画鑑賞。なんと1月ぶり、軽くコメディから入りました。映画は大衆娯楽。面白いのが一番だな。
※今年17本目の映画鑑賞。