奥様は魔女などの影響で日本でも魔法使いを題材にしたドラマやアニメが企画され人気を集める。日本の魔女アニメは、その後、魔法少女というジャンルを作り出すのだが、その一番手は魔法使いサリーだ。
びっくりするのが原作が、鉄人28号やバビル二世、後に三国志など中国歴史漫画を描いた横山光輝さんなんです。
えっ、コメットさんも。
いや、びっくりです。
そういえば、この三人は似ているかも‥‥
サリーちゃんのパパ
バビル二世のヨミ
数年前にテレビで連日再放送していたので録画して見ていたらびっくりしたことがあった。
ダーリンが途中から役者が変わっているのだ。
顔は似ているけど違う。
隣家のおばさんも途中で役者が変わっているけど、まさか主役クラスのダーリンが変わっていることに気がつかなかったとは。
調べたら、ダーリン役ディック・ヨーク が落馬事故に会い、その後鎮痛剤の薬物中毒になってしまい、第6シーズンからディック・サージェント (名前も似ている)に交代したそうだ。
雰囲気が似ているし、日本では声優も同じなので、子供の頃には気がつかなかったな。
ディック・ヨーク
ディック・サージェント
ついでにダーリンは愛する人(Darling)ではなく、 Darrin Stephens ダリン・ステファンさんだった。そういえば上司も彼のことをダ-リンって呼んでいたし、オープニングでも旦那様の「名前」はダーリンって言ってるね。
Bewitched (奥様は魔女) opening Japan version
アメリカ開拓時代のインガルス家を描いた作品。人気作品だったのでご覧になった方も多いと思います。
頼もしいお父さん チャールズ、優しく美しいお母さん キャロライン、しっかり者のお姉さん メアリー、活発でお転婆な主人公 次女ローラ、まだ幼い三女キャリー。
牧歌的な世界で、貧しいながら家族愛に満ちた生活を送るインガルス家のお話。
子供の頃、毎週楽しみに見ていました。笑いあり、感動ありで好きでしたがシリーズの途中でお姉さんのメアリーが失明してしまいショックを受けました。このドラマはインガルス家の実話を元に作られた小説で姉の失明は事実なのですが、子供だった自分には理解できない展開で、このエピソードの後はだいぶ興味がなくなってしました。
ドラマ後半は、三姉妹も大人になって、職業を持ったり結婚したりで悩み多い大人のドラマで退屈な感じがしました。
さて、シリーズ最終回ですが、
ローラが住んでいたウォールナットグローブが地上げ屋に乗っとられることになり、これに反発したローラら町民が、地上げ屋に渡さないため、所有権の残る建物を次々と爆破するという衝撃的な終わり方をします。
ここからは今になって知ったことですが、
監督、脚本、主演など務めた、父チャールズ役のマイケル・ランドンが膵臓がんを告知され、自分の死後に、他人が「大草原の小さな家」を制作することを嫌がり、町のセットを爆破することにしたそうです。
長いシリーズで思い入れが強かったのでしょうね。
火花 / 又吉直樹
売れない芸人・徳永は、熱海の花火大会で、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、神谷に弟子入りを申し込む。芸人を目指す若者達の青春を描く。
芥川賞受賞作品、大ベストセラーの本作だが、NHKのドラマが視聴率低くて、最近公開された映画の方も動員数が低迷しているらしい。
物語は、神谷という芸人や、徳永と神谷の数々のエピソードは可笑しく青春物として楽しめるが、全体的には起伏がないストーリーで確かに映画向きではないかもしれない。
また活字ならではの心理描写の映像化が難しようにも思う。例えば、徳永と神谷の出会いのシーン。
「その人は満面の笑みを浮かべ、「楽しい地獄」と優しい声で囁き、「お嬢ちゃん、ごめんね」と続けた。もう僕は、その一言で、この人こそが真実なのだとわかった。」
徳永が、一瞬で神谷に心酔傾倒してしまう様子が伝わるが、映像は第三者視点なので、こういう表現は難しそう。