陽の当たる場所 1951年
ジョージ・スティーブンス監督
物語
貧しい家庭で育った青年ジョージ・イーストマン。出世欲の強い彼はある時、工場を経営する叔父のもとで働くことに。やがて、彼は社交界で令嬢アンジェラと出会い、惹かれ始める。また一方で、同僚のアリスとも親密になる。そして彼女はジョージの子を身籠もった。だがパーティーで再会したジョージとアンジェラは、互いに強く惹かれ合い関係を深めていく。こうして対照的にアリスの存在が煩わしくなってきたジョージは、彼女の殺害を謀るのだが
原作は、セオドア・ドライザーの「アメリカの悲劇」。第24回アカデミー賞で、監督賞を初め6つの賞を獲得した。
エリザベス・テーラーは1932年生まれ、この映画の撮影時は17〜8才くらい。年よりは大人っぽく見えるが、本当に綺麗で、うっとりしてしまった。😻
「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない(1966)」では、こんなんですが…。女優って、恐い。🙀
「貧しい育ちの男が、上流階級の女性と恋に落ち、付き合っていた恋人に殺意を抱く」という、暗く、やるせない悲劇です。
原作の文学的な香りを残しつつ、いかにもハリウッド映画らしいロマンスやサスペンス、法廷劇まであって、芸術性とエンタメのバランスがいいですね。面白かった。👏
投稿に間が空いてしまいました。久しぶりに観る映画は染みるな〜。プッハァ~~~!
※今年245本目の映画鑑賞。