物語
宇宙の多くの裕福な人々は機械の身体に魂を移し替えて機械化人となり永遠の生を謳歌していたが、貧しい人々は機械の身体を手に入れることができず、機械化人の迫害の対象にされていた。そんな中、機械化人に母親を殺された主人公の星野鉄郎が無料で機械の身体をくれるという星を目指し、謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込む。
松本零士さんは「宇宙戦艦ヤマト」や「キャプテンハーロック」「クイーンエメラルダス」「1000年女王」などSF作品以外に、戦場まんがシリーズや「男おいどん」など四畳半シリーズなど多彩な作品を描いています。
SF作品はスケールが壮大過ぎるのか、完結しないまま連載終了するものが多かったですが、本作品は、無事完結した作品です。
「限りある生命だからこそ、一生懸命生きようよ。」みたいなメッセージのある作品。
松本零士さんの代表作。傑作。