BLACK-BOX 高橋ツトム
物語
人殺しの父と兄を持つ青年・凌駕が主人公のボクシング漫画。
ボクシング漫画だと「明日のジョー」という傑作があって、読者も「明日のジョー」を意識してしまう。
このBLACK-BOXは、矢吹丈のようなハングリーな主人公、丹下段平みたいな酔っ払いの元ボクサーのコーチ、力石徹のようなライバルが出てくる。
この設定の類似って、「明日のジョー」と比較される事を承知の上でやっている訳で、真似とかオマージュと言うのではなく、ガチに「明日のジョー」超えを意識した作品なんだな、と感じました。
まだ連載中ですが先が楽しみ。
キックボクシングのチャンピオンが、キックを捨てて凌駕と闘う。男気あるライバル。
迫力ある拳闘シーン。絵上手い。高橋ツトムさんの漫画読むのは初めてです。他の作品も読んでみたいですね。
今年の漫画読書10作品目。
まだ連載中なので先が楽しみ。