おしゃれ泥棒 1966年
物語
贋作画家シャルル・ボネの家に、内偵中の私立探偵シモンが忍び込んだ。ところがたちまち、画家の娘ニコルに発見されてしまう。シモンを泥棒と信じたニコルは、美術館からビーナス像を盗み出すことを依頼する。警戒厳重な美術館に、二人は潜入することに成功するが……
オードリー・ヘプバーンのロマンティック・コメディ。オードリーは37才。 役のニコルよりかなり年上ですが、綺麗で可愛らしい。
おしゃれな映画です。ジバンシィの衣装とか、オードリーが乗っている車(アウトビアンキ)とか、60年代のポップな感じがイケてます。
ストーリーは他愛もないですが、オードリーありきの映画で、コミカルな演出がオードリーの魅力を引き出しています。
シモン役には「アラビアのロレンス」のピーター・オトゥール、監督は巨匠ウィリアム・ワイラー、音楽は(まだ若いが)ジョン・ウィリアムズだったり、何気に豪華な顔ぶれ。撮影やセットななどの美術も立派。オードリー・ブランドのクオリティを感じました。
※今年219本目の映画鑑賞