金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

さすらい

さすらい                       1976年

ヴィム・ヴェンダース監督

物語

大型ワゴンを寝床に、映画館を巡り映写機を修理して回る映写技師のブルーノ。ある日、彼の目の前で一台のワーゲンが猛スピードで川に突っ込んだ。ずぶぬれで脱出してきた男はロベルト。妻と離婚したばかりらしい。ロベルトはブルーノの車に同乗することになり、二人のさすらいが始まる。

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パリ・テキサス」のヴィム・ヴェンダース監督の作品。ロード・ムービーの頂点と評された映画。

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ワゴンで全国を回る映写技師と、ワケありそうな男。それぞれの人生が交差する旅。

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 176分の長尺でダラダラと続くのが正直ツラいのだが、映画を見終わった後は、長〜い旅を振り返るような余韻を感じる。フィルムの長さも演出の一つなのかもしれない。

ヴェンダース監督は「パリ・テキサス」を先に観たけど「さすらい」の方が味があるね。

※今年226本目の映画鑑賞。