小学館フラワーコミック
物語
永遠の時を生きるバンパネラ(吸血鬼)であるエドガーとアランは、 1940年代戦火のヨーロッパ、イギリス郊外でナチスドイツから逃れてきたブランカという少女に出逢う・・・
2016〜17年にかけて、40年ぶりに連載再開され反響を呼んだ「ポーの一族」の新作。
40年で画風がアートっぼく進化している。アランはキャラの雰囲気も違うような…。昔の流麗なペンタッチもゴシックな感じでいいのだが。
エドガーとブランカの恋愛が今回の作品のメインストーリー。バンパネラとの実らない恋が「春の夢」なのかな。
新キャラの”ファルカ"が登場。ポーの一族とは別の吸血鬼。エドガーとはパリの万博で知り合いになったそうだ。
大老ポーの登場や、ポーの村のバンパネラとエドガーの関係など興味深い新ネタも。
ファルカから教わった瞬間移動(; ̄O ̄)もしかして神龍を呼んで「エディス」で死んだアランを復活させる気か…
なんだかんだ言っても面白い。最新作「ユニコーン」の単行本が7月10日発売。こちらも楽しみ。
※今年の漫画読書 21本目。