物語
羊使いのサンチャゴは、彼を待つ宝が隠されているという夢を信じ、アフリカの砂漠を越えピラミッドを目指す。旅の中で、少年はさまざまな出会い、人生の知恵を学んでいく。
かもめのジョナサンに続いて、スピリチュアル系の物語。世界70カ国語翻訳され累計出版部数が1億5000万部の大ベストセラーというから驚きだ。
物語の啓発的なメッセージは、
・夢を追うことが人生においていかに重要なことか
・自分自身の運命を見つけること
・内なるものの声をきく
・本当にやりたいことは宇宙の魂から生まれる
・何かを強く望めば、宇宙全体が協力してそれを実現するために助けてくれる 等々。
「宇宙の法則」とか「運命を引き寄せる」とか、スピリチュアルなところは、さすがに構えてしまいますけど・・・
それでも「人生をどう生きるべきか?」というテ-マは万人に普遍なもので、本当にやりたいことは何かと考えさせてくれる物語です。