金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

音曜日 スタイリスティックス

スタイリスティックス    1971年

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先週に続いてR&B/ソウル。

フィラデルフィア・ソウルを代表するグループです。フォルセットボイスで甘〜いラブソングを歌うボーカルグループです。

1stアルバムが断然に良いです。一発屋ではないのですが、一枚目に全てが詰まっているような感じです。

 

収録曲 
1.Stop, Look, Listen (To Your Heart)   
2.Point Of No Return
3.Betcha By Golly, Wow  
4.Country Living  
5.You're A Big Girl Now  
6.You Are Everything  
7.People Make The World Go Round  
8.Ebony Eyes  
9.If I Love You

 

その他、僕が持っているスタイリスティックスのアルバム。

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3枚目のアルバム  ROCKIN' ROLL BABYから大ヒットした「You Make Me Feel Brand New」はスタイリスティックスの代表曲。

 

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6枚目のアルバム Thank You Babyから「Can't Give You Anything (But My Love))」も有名な曲ですね。昔、男性向け化粧品のCMで使われていました。

 

フェイス/オフ

フェイス/オフ     1997年 
ジョン・ウー監督

物語
かつて冷酷無比のテロリスト、トロイによって最愛の息子を失ったFBI捜査官アーチャー。壮絶な追撃戦の末、ついにトロイを捕らえたが、トロイは時限式の細菌爆弾を街に仕掛けていた。その場所を探るため、アーチャーは昏睡状態のトロイの顔を移植して、刑務所にいるトロイの弟に接近する。だが、目覚めたトロイは逆にアーチャーの顔を自分に移植しアーチャーの前に現れる……

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久々にアクション映画を観た。

ニコラス・ケイジジョン・トラヴォルタ、大物俳優によるアクション映画。顔の移植手術により、正義と悪役が入れ替わって戦う荒唐無稽なストーリー。

スローモーションや二丁拳銃、白い鳩、など、ジョン・ウー監督らしい演出が楽しめる。

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正直、あまり内容は無いが、ド派手なアクション。とにかくエンターテーメント。

※今年117本目の映画観賞

チェブラーシカ

チェブラーシカ   2010年

中村誠 監督

物語

チェブラーシカの登場を描いた第1話、サーカスにあこがれる少女マーシャとチェブラーシカの交流を描いた第2話と第3話から構成される。

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これは昔見た映画です。「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」と人形アニメつながりで。人形アニメって、CGでは出せない存在感があります。「本当に動かしているんだ⁈」って、ワクワク感がたまりません。

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巷で、キャラクターグッズが沢山売られているので見たことがあると思いますが、チェブラーシュカは、パペットアニメの巨匠ロマン・カチャーノフが生み出したロシアの国民的アニメでした。

2010年の劇場版は、日本スタッフが作ったものです。6年をかけて製作され、完成度はオリジナルを超えています。

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表情や動きが可愛らしい。芸術的なアニメです。

 

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 1993年

物語
クリスマスの国に憧れるハロウィンの王様ジャック、彼に密かに想いを寄せるツギハギ人形のサリー、彼らを取り巻くちょっと不気味でユニークな仲間たち……

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ティム・バートンって、ビートルジュースとか、シザーハンドとかマニアックな感じで敬遠してたが傑作でした。

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ミュージカル仕立てで、ストーリーもなかなか面白い。ロマンチックな話だ。

なによりも感心するのが、ゴシック美術、人形アニメで、この動き、そしてカメラワーク!ティム・バートン凄い。

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食わず嫌いで今まで見なかったことを反省。

※今年116本目の映画観賞

 

 

 

 

50回目のファーストキス

50回目のファーストキス       2004年

物語

ハワイの水族館で働くヘンリー(アダム・サンドラー)は、ルーシー(ドリュー・バリモア)という女性に出会い、恋に落ちる。しかしルーシーは事故により1日しか記憶を保持できない障害を持っていた。

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記憶に障害を持つ女性との恋愛ですが、明るいコメディ。ハワイの美しい自然を舞台にロマンチックなラブストーリーが展開します。ギャグも強烈で結構笑わせますが、笑いながらホロりとさせる筋書き。男性が見ても楽しめるラブストーリーでした。

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山田孝之長澤まさみ のリメイク作品が上映中。こちらも良さそうだね。

※今年115本目の映画観賞

 

大人の見る繪本 生れてはみたけれど

大人の見る繪本 生れてはみたけれど    1932年

小津安二郎監督

物語

 子供の素直な視点から、肩書きに振り回されるサラリーマン社会の悲哀をユーモアを織り交ぜ描く。東京の郊外に引っ越してきたサラリーマンの一家。近くには父親の上司の家もある。さっそく、子どもたちは近所のガキ大将になり、その上司の息子も手なずける。ところが、父親はなぜか上司相手に卑屈な態度をとっていた。子どもたちにはそんな父の姿がたまらなく我慢ならなかった…

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昭和、しかも戦前の子供たちの様子が見れる貴重な映画です。サイレント映画ですがなかなか面白くできていました。

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「大人の見る絵本」なんて、サブタイトル付けていますが、それ程、気楽でもなく、サラリーマン社会の悲哀みたいなものが描かれています。

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小津監督って、実は、子供を撮るのが上手い監督ですね。童心を忘れていないと言うのかな。ジブリ映画を見ているような気にさせられました。

※今年114本目の映画観賞

 

 

 

 

 

 

 

 

キング・オブ・コメディ

キング・オブ・コメディ          1983年

マーティン・スコセッシ監督

物語

コメディアンとして有名になりたいと考えているルパート・パプキンは、有名コメディアンのジェリー・ラングフォードを熱狂的ファンの群れから救い出し、強引にコネをつける。「今度事務所に自演テープを持って来い」と言われて有頂天になったパプキンは、早くも自分はスターになったと錯覚し、昔から好きだった女性リタにも接近するが……

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「タクシー・ドライバー」「レイジング・ブル」に続いて、スコセッシ監督とロバート・デニーロが組んだ映画。

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ルパート・パプキンはコメディアンとして有名になり、世の中を見返す妄想に取り憑かれたサイコパス。自宅にショーのセットがあったり、壁に舞台から見た大笑いする観客の写真が貼ってあったりする。

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マーシャ(サンドラ・バーンハード)はジェリー・ラングフォードの熱狂的なファンで異常なストーカー。パプキンと組んでジェリーの誘拐を企てる。

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サイコパスを描いたホラーかコメディなんだけど、狂気と笑いが紙一重で微妙な感じ。

エンタメかと思わせて、偶像崇拝的なショービジネスや現代社会を皮肉ったような感もあるし、最後のパプキンのスタンダップコメディを見るとヒューマンドラマにさえ見える。

ピカソみたいな名画です(褒めています)。興行的には失敗したそうですが、簡単そうで簡単には作れない巨匠の映画だと思います。

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ピカソより、普通にラッセンが好きな方には、おススメできません。

※今年113本目の映画観賞