オズの魔法使い 1939年
物語
竜巻で魔法の国へ飛ばされたドロシーがカンザスに帰るためにオズの魔法使いに会いに行く。
旅の途中、知恵が欲しいカカシ、勇気が欲しいライオン、心が欲しいブリキの木こりに出会い、一緒に旅をする。
ジュディ・ガーランドが歌った「虹の彼方に」は名曲ですね。
カラー映画の登場
「オズの魔法使い」、「白雪姫」、「風と共に去りぬ 」など、アメリカでは1930年代からカラー映画が作られていました。
当時のカラー撮影は、プリズムを利用して映像を三原色に分けるもので、単純でも3倍の費用がかかる高価な撮影だったそうです。巨額な費用をかけるだけあって気合いの入った名作が多いです。
ちなみにアメリカで最初に作られたカラー映画が1935年「虚栄の市」で、日本初のカラー映画は1951年「カルメン故郷に帰る」です。実に16年の差があったのですね。
虚栄の市
「テクニカラー」
「日本映画最初のカラー作品」