生活の設計 1933年
物語
パリ留学中で、劇作家志望のトはさムと画家志望ジョージは、列車のコンパートメントで乗り合わせた美人広告デザイナー、ジルダと知り合う。
彼らは共にジルダに惚れ、ジルダもタイプの違う二人ともを愛してしまい選ぶことができない。そこでジルダは「芸術の母として、プラトニックな関係で、3人で暮らす」ことを提案する。
原作はノエル・カワードによる戯曲。ソフィスティケイテッド・コメディの巨匠として知られるルビッチ監督が映画化した。
トムとジョージ、会社のボスのマックスと女1人に男3人という喜劇。
気まぐれなジルダをめぐりトムとジョージがやきもきする様が可笑しい。他愛ないコメディだけど、フラッパー的な女性像には1930年代の自由で進歩的な雰囲気が伝わる。
ジルダを演じるミリアム・ホプキンスは
エルンスト・ルビッチ監督はビリー・ワイルダーの師匠にあたる人。ビリー・ワイルダーはオフィスに「ルビッチならどうする?」という言葉を掲げ、脚本や演出のアイデアに詰まると自問自答していたそうです。ルビッチ、偉大てす。
※今年105本目の映画鑑賞。