とんび 2022年
瀬々敬久監督
物語
時は昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。
重松清のベストセラー小説で、阿部寛と北村匠海の共演で初の映画化。過去にNHKやTBSドラマ化されており映像化は3回目。
過去にドラマを観て小説も読んで筋書きは分かっていますが、やはり泣かせます。主演の阿部寛の熱演も素晴らしかったです。
小料理屋の女将たえ子が、離婚して別れて育った娘に会うシーンが好きです。薬師丸ひろ子版のたえ子も良かったです。
昭和37年生まれのアキラは今年で60才。映画では、その後(令和)のアキラの姿も描かれました。小説が発刊されたのが2008年ですが時が経つのは早いものと、ドラマとは別に感慨深いものがありました。
バツイチ役の杏さんも…🤐(あわわ)
※今年25本目の映画鑑賞。