ウルフ・オブ・ウォールストリート 2013年
物語
1980年代後半のウォール街。証券マンのジョーダン・ベルフォートは26歳で会社を設立すると、富裕層を相手にモラルを欠いた巧みなセールストークで瞬く間に会社を社員700人の大企業へと成長させる。年収49億円の億万長者となった彼の豪遊生活は衆目を集め、捜査当局から目を付けられることになる。
ジョーダン・ベルフォートの回想録を原作。マーティン・スコセッシ監督がメガホンを取り、レオナルド・ディカプリオが主演した。
スコセッシ監督作品は好きなのですが、ディカプリオが主演で、しかも3時間の長尺というところで、ずっと鑑賞を先延ばしていたのですが遂に鑑賞しました。
マネー、ドラッグ、セックスとやりたり放題でサブカルっぼい映画なんですが、それでもスコセッシ監督作品ですね。「タクシードライバー」、「レイジング・プル」、「キング・オブ・コメディ」に通じるような社会風刺と主人公の狂気が描かれています。
ディカプリオも最高の演技でした。ディカプリオは本作で主演男優賞ノミネートしますが受賞てきず、2015年『レヴェナント: 蘇えりし者』でオスカー受賞します。
今まで観た映画で一番ファンキーな映画かもしれないな。スピーディーでコミカルな演出も面白かったですが、これが実話ベースというのが驚かされます。
※今年26本目の映画鑑賞。