物語
1932年、アメリカの刑務所。死刑囚監房で看守を務めるポールのもとに死刑囚の大男ジョン・コーフィが送られ来る。双子の少女を殺人した罪を持つ彼は、その風貌や罪状に似合わないほど弱く、繊細で純粋な心を持っていた。やがてポールはジョン・コ-フィが不思議な能力を持っていることを知る。
スティーヴン・キングで「読んだ」ことのある唯一の小説。50作品以上が映像化されていて、ほとんど、本を読む前に見てしまう。(同じ理由で、池井戸潤も一冊も「読んだ」ことがない)
本作は、ホラーではなく、ファンタジックな作品。読了後、映画で見てなくて良かったと思った。本を読んでから映画を見るのは有りなんだけど、映画を見てから本を読むのって、ネタバレ+イメージ固定で辛い。いい作品は映画観るの我慢して先に本を読みたいな。
スティーヴン・キングこそノーベル文学賞だと思うんだけどな。この時代の天才なのに。