内容
フィンランドのオンカロにある世界初の核廃棄物最終処分場のドキュメンタリー映画。丈夫な岩盤を掘削して作られた地下500mの処分場に使用済み核燃料を保管されている。
2011年に福島原発事故で放射能汚染に関心が高まり、渋谷アップリンクまでわざわざ観に行った。
「100,000年後の安全」というタイトルだが、
プルトニウムの半減期は2万4000年。放射性廃棄物が無害になるまで10万年かかることを言っているが、10万年は人類進化の時間に匹敵する。何万年も安全に保管できるのか。
10万年前は、人類のクロマニヨン人ではなく、旧人ネアンデルタール人の時代だ。
ドキュメンタリーは核廃棄物の処分の観点から原子力発電推進に警鐘を鳴らしている。
映画を見た感想
核を安全に使用する技術というのは進歩していると思うが、何万年間も核廃棄物を安全に保管することは難しい。核廃棄物処理まで考えたら原子力発電のコストは途方もなく高い。
でんこちゃん「10万年後まで生きている人はいないから、気にしないでね。」
おしまい