アメリカン・ハッスル 2013年
物語
79年、ラスべガスやマイアミに続くカジノタウンとして開発中のニュージャージー州アトランティックシティ。詐欺師のローゼンフェルドを逮捕したFBI捜査官のディマーソは、司法取引でローゼンフェルドを捜査に協力させ、偽のアラブの大富豪をエサにした巧妙なおとり捜査によって、カジノの利権に絡んだ大物汚職政治家たちを逮捕していく
70年代におきた収賄スキャンダル、アブスキャム事件を題材に映画化した作品。
もっと華麗なコンゲームが見れるのかと期待したがあまり盛り上がらない。実話ベースの限界だろうか。
無駄シーンが多くて、テンポが悪い。いきなりのカツラ装着シーンとか、ディマーソとボスの会話の氷上釣りの話(タランティーノ監督の演出みたい)、アーヴィンの奥さん(ジェニファー・ローレンス)が007の音楽で踊るシーンはインパクトが強すぎて余分な気がする。
あとアーヴィンとシドニーの馴れ初めエピソードも長い。グッドフェローズをオマージュしたような感じだし…
138分の映画なんだけど、120分位まで編集したらもっと良かったかもしれない。
ジェレミー・レナー(カーマイン市長役)が良い演技していた。この映画で一番魅力的なキャラに思えた。
ジェニファー・ローレンス(アーヴィンの奥さん)の演技も良かったけど、主役より目立ってしまったのは減点かな。
※今年188本目の映画観賞