金魚のうたた寝

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もやもや日記 : コロナの起源

米報告書、コロナ起源特定できず

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新型コロナウイルスの起源を調査してきた米国の情報機関は24日、政府に機密報告書を提出したものの、中国からの情報不足などが原因で結論に達していないことが分かった。米メディアが報じた。

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先に僕の結論を言えば、武漢のウィルス研究所から流出したと思っている。この研究所でコロナウィルスの研究をしていたことと武漢からパンデミックが始まったことに関係がないと思う方がおかしいだろう。

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コロナウィルスの宿主は雲南省の鉱山にいたキクガシラコウモリだ。2013年にコウモリのフンを掃除するために鉱山に入った労働者が肺炎で亡くなっている。(中国は死因を真菌によるものと秘匿していた。)その後、このコウモリから様々なウィルス標本が武漢ウィルス研究所に送られている。

新型コロナが自然発生したのなら雲南省からアウトブレイクするのが普通だろう…

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コウモリを宿主とするSARSなどコロナ・ウィルスの研究をリードしていた石正麗氏。生物兵器に関心を示す人民解放軍の指示があったのだろう、研究所ではコロナウィルスを他の動物へ感染させる機能獲得研究を始めている。

石正麗氏は次のように答えている。

「自分たちの実験は、機能獲得とは異なる。ウイルスをより危険なものにしようとしたのではなく、ウイルスが種を飛び越えてどのようにジャンプするかを理解しようとしたものだ」

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ピーター・ダザック氏。早くから武漢研究所からのウィルス流出を科学的根拠のないデマと否定し、WHOのコロナ起源調査で「研究所から流出した可能性はない」と報告した。

なんてことはない、石正麗氏と15年間に及ぶ共同研究者だ。彼は「武漢研究所に生きたコウモリは絶対にいない」とも言ったが、あっさり研究所で飼育されるコウモリの動画が見つかった。

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↑fifteen thousand !1万5000羽

アウトブレイク

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19年9月9日。研究所では実験室の危険廃棄物処理システムや空調システムの大規模なリノベを実施している。実験室に何か問題があったらしい。さらに9月12日,武漢ウイルス研究所から1キロ離れたところにある武漢大学は、各実験室に検査を行うという通知を出した。数時間後に、武漢ウイルス研究所のウイルス配列データベースはネット上から消えている。

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状況証拠に過ぎないが、当局の隠蔽工作が、逆に事故発生時期を臭わす皮肉な結果。

海外への感染拡大

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 2019年10月に、武漢で“ミリタリー・ワールド・ゲーム”という軍事関係者のスポーツ大会が行われ、100カ国以上の国々から9000人以上のアスリートが参加したが、この際、体調不良を訴えるアスリートが続出した。(中国はこの事実を逆様に、アメリカがコロナを武漢に持ち込んだと主張している。)

この大会から帰国した選手が、欧州に第二波となるウィルスを持ち帰った可能性がある。

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中国の公式のコロナ感染者1号は12月8日。WHOに報告したのは12月31日。当初、野生動物の取引もある生鮮市場から感染が拡がったと言われたが、おそらく研究所からの流出をカムフラージュするための偽情報だったのだろう。

情報隠蔽の協力者たち

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中国からの資金に頼るWHO。ろくな調査もせずに「研究所からの流出はない」と中国当局にお墨付きを与えた。

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反トランプの選挙協力ではあるが、フェイスブックは昨年2月に「流出説」を偽情報として削除した。(バイデンの再調査指示後に投稿禁止を解除している)図らずも情報隠蔽に一役買った。

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スイスの生物学者ウィルソン・エドワーズ

人民日報はフェイスブックの投稿を引用する形で「スイスの生物学者が『起源調査結果を米国がひっくり返そうとしている』と警告した」と報じた。

彼は実在しない(笑)中国当局が世論操作のためにフェイスブックに登録し、偽の投稿をしたことが判っている。

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おしまい