残酷で異常 2014年
マーリン・デルヴィセヴィッチ監督
物語
教師のエドガーは、ある日誤って妻を殺害してしまう。自らも意識を失ってしまった途端、妻を殺害する数時間前に戻っていた…。そして彼は永遠に妻殺害の現場を繰り返す、奇妙な部屋に閉じ込められてしまうのだが・・・
カナダの映画。脚本を手がけたマーリン・デルヴィセヴィッチ監督のデビュー作。タイトルの「残酷で異常(原題:Cruel and Unusual)」は、残酷な刑罰を禁じた憲法のフレーズですが、直訳は意味不明でB級感が漂います。センス無いですね。
死後に自分の犯した罪を何度も再体験する一種のリープもの。リープの中で、エドガーと妻メイロンの間に何があったのかが解き明かされるミステリー要素もあります。
「世にも奇妙な物語」のようなアイデア勝負の映画。なかなか面白かったですが、物語や演出に残酷で異常という"恐怖感"がなく、ホラーが苦手な僕でも物足りなさを感じました。
サビ抜きの寿司🍣みたいです。
※今年72本目の映画鑑賞。