金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

もやもや日記 : ニュースばかり見ると…

今年1年間に235本の映画を鑑賞しました。1本平均2時間として470時間。1日16時間、朝起きて寝るまで映画を見続ける生活を1ヶ月続けたのと同じです。

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かなりバカですが、案外、時間ってあるもんです。映画を観る時間が増えたことで、ニュース番組を見る時間が減りました。これはイイことかもしれません。

だいたい意味もなくニュースを見ていたんです。NHKの9時のニュースを見て、報道ステーションを見て、ニュース23を見るみたいな…。

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ニュースくらい見ないと、と言う方も多いと思いますが、暗い事件や事故のニュースを何回も繰り返し見る必要はないし、実感としてニュースを見ない方が精神衛生上いいです。

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偏向報道にも晒されなくなります。僕はマスコミの報道姿勢を疑問に思っています。

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📡⚡️〈反米、反自民、フランスを見習って暴動を起こせ!〉

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完全に中立な立場の報道はないかもしれませんが、プロ市民を使ったやらせインタビューまでやるんですよ。

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偏向ニュースばかり見ていると、なんもかんも政治のせいにする無気力な人間になるんじゃないですかね…。だらだらとテレビを見るより映画をみたり読書をしたり、そんな時間を増やした方がいいですよ。

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ニュース番組は、せめて、放送の前に注意テロップを入れるべきです。

おしまい

もやもや日記 : 今年のヒット曲

年をとると流行に疎くなります。orz

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音楽も懐メロしか聞かないしな〜。原始人より古い猿かもしれない。よし、今年流行った曲でもチェックしよう。

<2018年 オリコン シングル ランキング>

1位 Teacher Teacher                 AKB48
2位 センチメンタルトレイン               AKB48
3位 シンクロニシティ               乃木坂46
4位 ジコチューで行こう!             乃木坂46
5位 NO WAY MAN                  AKB48
6位 ジャーバージャ                 AKB48
7位 帰り道は遠回りしたくなる           乃木坂46
8位 ガラスを割れ!                欅坂46
9位 アンビバレント                   欅坂46
10位 シンデレラガール            King & Prince

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なんちゅうランキングオリコンは死んだな。

レコード大賞乃木坂46シンクロニシティでした。(12/30追記))

レコチョクの方が流行がわかるかも。

<2018年 レコチョク DL ランキング>

1位 Lemon                                     米津玄師
2位 U.S.A.                                      DA PUMP
3位 アイノカタチ    feat.HIDE(GReeeeN) MISIA
4位 瞬き                                      back number
5位 Hero                         安室奈美恵
6位 LOSER                       米津玄師
7位 あなた                           宇多田ヒカル
8位 さよならエレジー                 菅田将暉
9位 打上花火                DAOKO×米津玄師
10位 アイデア                         星野源

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恥ずかしながら、まともに聞いたことがない曲ばかり…

とりあえずYoutubeで聞いてみました。

おお、米津玄師はいいね。センスを感じる。今度アルバム買おうっと。他にも菅田将暉やback numberとか渋いアーティスト揃っていました。結構、2018年のJ-Popは充実していたんですね。

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↑ c'mon baby アメリカ♪   キャッチーなフレーズや口ずさみたくなるメロディが印象的。洋楽もボヘミアンラプソディーでクイーンが人気になっているらしいけど、ヒップホップ世代にはメロディアスな曲が新鮮なんだろうな。

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↑今一番観に行きたい映画。

おしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もやもや日記 : 今年の流行語

年をとると流行に疎くなります。orz

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世の中に遅れないようにしようなんて思ったりもする。で、2018年流行語大賞をチェック!

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⭕️そだねー」 

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知ってる。でも、それほど流行したかな?

❌「おっさんずラブ

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知らない。深夜ドラマで同性愛ネタで盛り上がっていたらしい。全7話の平均視聴率は僅か4%。あまり流行してたとは言えない。流行語に選んだのは映画化に向けたテレ朝の宣伝工作か?

ご飯論法
これも知らない。調べた。国会答弁の論点すり替え回答だ。「赤旗新聞」あたりで盛り上がっていたらしい。    普通知らんだろ!

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政治関係の流行語なら「安倍1強」でいいと思うけど。

  「奈良判定

既に忘れてた。「男山根」なら思い出したのにな。「歴史に生まれた歴史の男」もいいね。

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⭕️「ボーっと、生きてんじゃねーよ」

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耳が痛いが、これが一番好きだな。チコちゃんに叱られないよう、来年はしっかり生きよう。

おしまい


 

今年鑑賞した映画(邦画編)

今年観た映画の中で、思い出に残る映画10本を選んでみました。(邦画編)

① 「蜘蛛巣城」     黒澤明監督

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黒澤監督の映画を全部見ました。その中で一本です。「蜘蛛巣城」は監督の美意識が良く出た作品でした。矢を射られる命懸けのシーンも凄い。

②「東京物語」      小津安二郎監督

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小津さんの映画もだいぶ観ました。やはり「晩春」や「東京物語」あたりが代表作なんだと思います。異色ですが「浮草」も良かったな。

③ 「山椒大夫 」      溝口健二監督

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本当は怖い「安寿と厨子王丸」…溝口健二監督の映画はエグいので余り好きではないが、やはり凄いと言わざるえない。田中絹代さんの演技が印象的でした。

④「浮雲」         成瀬巳喜男監督

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成瀬巳喜男監督もいい映画がたくさんありますね。成瀬監督の傑作と言われる「浮雲」。男と女のヤルセナイ関係を描いた大人の作品でした。

⑤ 「二十四の瞳」   木下惠介監督

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この作品は泣けたな。高峰秀子さんが凄くいい演技していたし子役らも良かった。

⑥ 「駅前旅館」        豊田四郎監督

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井伏鱒二の小説を映画化。「文芸映画の巨匠」と言われた豊田四郎が監督した。時代の雰囲気が出ていていい映画だった。

⑦「野火  」            市川崑監督

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レイテ島での悲惨な戦争体験を元にした映画で言葉にならない。

⑦ 「幕末太陽傳」     川島雄三監督

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落語を原案にしたユーモア喜劇。笑いのセンスも時代の先を行ったような映画でした。こんな映画もあったんだな。

⑧「うなぎ」          今村昌平監督

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川村雄三監督の弟子にあたる今村昌平監督。今村監督は2回もパルムドール受賞したり、マーティン・スコセッシ監督に影響を与えたりと実は凄い巨匠なんです。うなぎはユーモラスでいい作品でした。

⑨「キッズ リターン」  北野武監督

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この自転車のシーンを観て、淀川長治さんが北野武の才能を認めたそうです。北野武の映画の中でも上位の作品です。

⑩ 「万引き家族」        是枝裕和監督

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パルムドール受賞。是枝さんは現代の日本映画を代表する監督です。樹木希林さんが亡くなったのはショックでした。

※50〜60年代は世界をリードするような映画監督がたくさんいた。これからも世界で評価される監督がたくさん出て欲しいものです。

今年鑑賞した映画(洋画編)

今年観た映画の中で、思い出に残る映画10本を選んでみました。

① 「 道  」フェデリコ・フェリーニ監督

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男、女、そして道。今まで観た映画の中で一番の名画かもしれない。

② 「禁じられた遊び」  ルネ・クレマン監督

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戦争の狂気と無邪気な子供の悪戯を対比した傑作。悲しくて二度は見られない。

③「市民ケーン」 オーソン・ウェルズ監督

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不思議に心に残ります。人生について考えさせられる映画でした。

④「モロッコ」  タンバーグ監督

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マレーネ・ディートリヒの魅力、スタンバーグの演出が光る名画。

⑤ 「 雨 」 ルイス・マイルストン監督

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サマセット・モーム原作。この映画は、なんかジワジワ来ます。

⑥「バクダッド・カフェ」パーシー・アドロン監督

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人と人の不思議なケミストリー。ジュベッタ・スティールの「コーリング・ユー」が耳に残る。

⑦「タクシー・ドライバー」 スコセッシ監督

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マーティン・スコセッシ監督の映画はどれも完成度が高い。「タクシー・ドライバー」はカンヌでパルムドール受賞となる出世作

⑧「勝手にしやがれ」  ゴダール監督

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ゴダールはあまり好きではないが、ヌーヴェルヴァーグとか、アメリカン・ニュー・シネマに与えた影響は凄い。

⑨「パルプ・フィクションタランティーノ監督

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ポップなバイオレンス映画、タランティーノの才気溢れる作品。「レザボア・ドッグス」も良かった。

⑩「ストレンジャー・ザン・パラダイス  ジム・ジャームッシュ監督

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淡々として退屈な映画だけど、これも後からジワジワ来ます。スタイリッシュでした。

※人生で見逃してきた映画は結構多いですね。クラッシック映画は名作しか残っていないので見応えのあるものが多かったです。

素晴らしき哉、人生!

素晴らしき哉、人生!    1946年
フランク・キャプラ監督

物語
子どもの頃からずっとツキに見放されてきた主人公ジョージは、それでも希望を捨てず、家族や町の人々に囲まれながら幸せな日々を送っていた。ところがクリスマスの日、彼は人生最大のピンチに追い込まれる。絶望した彼はついに自殺を図ろうとするが、そこに見習い天使と名乗る男が現れ……

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1946年に製作された映画ですが、アメリカでは今なおクリスマス映画の定番だそうです。

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主人公のジョージは事業に失敗しクリスマス・イブに自殺を図りますが、そこに守護天使が降りてきます。

守護天使は、人生に絶望するジョージに彼が存在しなかった別の世界を見せることで、彼の人生がいかに素晴らしいものだったかを悟らせて自殺を思い止まらせます。

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クリスマスでも皆んなが幸せな訳ではない。ジョージのように絶望のどん底にいるかもしれない。それでも生きているって素晴らしいと勇気づけられる映画です。未見の方は是非ご鑑賞下さい。

メリー・クリスマス

 

カメラを止めるな!

カメラを止めるな!     2018年

上田 慎一郎監督

物語

とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。“37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”―――を撮ったヤツらの話。

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制作費300万で30億円以上稼ぎ出したホラーコメディ。今年の日本映画で一番、話題だった作品。もうDVDレンタルしていました。

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ネタバレですが、劇中劇のゾンビ映画を冒頭で披露して、その製作裏話的なドラマを見せるコメディ映画です。初めは最悪のB級●●映画かと思いましたが、だんだん面白くなりラストではハマりました。

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上田監督。まだ34才、日本映画の期待の星ですね。これからバンバン面白い作品撮って欲しいところですが…

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関連記事を読んでいたら「パクリ」疑惑。劇団PEACEの「GHOST IN THE BOX!!」の構成やアイデアを使用していると訴えられ、上田監督もこの作品からインスピレーションを得たと認めていました。もともと商業目的で作製した映画ではなかったようなので、著作権なんて意識してなかったんでしょうね。

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監督としての真価はこれから。とにかく上田監督の次回作品を観たいですね。カメラを止めるな!

※今年235本目の映画鑑賞。