金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

お早よう

お早よう      1959年

小津安二郎監督

物語

郊外の住宅地、長屋のように複数の家族が隣り合って暮らしている。林家の息子実と勇はテレビがほしいと両親にねだるが、聞き入れてもらえない。子供たちは、要求を聞き入れてもらえるまで口を利かないというストライキをして、最終的に買ってもらうのだった。 

f:id:tomo2200:20180617164916j:image

f:id:tomo2200:20180617165119p:image

f:id:tomo2200:20180617165141j:image

f:id:tomo2200:20180617165155j:image

f:id:tomo2200:20180617180951j:image

f:id:tomo2200:20180617165110j:image

ホームコメディですね。子役を主役にした物語で可愛らしい作品です。

f:id:tomo2200:20180617171000j:image

カラー作品は2作目で落ち着いた印象。彼岸花では赤のヤカンでしたが、本作では緑色のヤカンです。遊び心を感じます。

f:id:tomo2200:20180617165207j:image

三好栄子さん、庖丁を取り出して押し売りを撃退するシーンが面白かった。

f:id:tomo2200:20180617172457j:image

f:id:tomo2200:20180617172502j:image

f:id:tomo2200:20180617172512j:image

子供の話だけでなく、大人の恋愛も少し。佐田啓二さんと久我美子さんのツーショットで映画は終わります。

今まで見た小津安二郎の映画の中で一番軽い作品でした。文句なしのほのぼのコメディ。円熟作品です。

※今年102本目の映画観賞

地獄の黙示録」の後に「お早よう」見るとギャップが凄いよ。