今年のカンヌ映画祭では、是枝裕和監督の韓国映画「ベイビー・ブローカー」でソン・ガンホさんが男優賞を受賞。日本作品としては早川千絵監督が「PLAN 75」でカメラ・ドール特別賞を受賞しました。
ペイビー・ブローカー 是枝裕之監督
是枝監督は「万引き家族」でパルムドールを受賞していますが、その後は活動の場を海外に移したみたいです。「英語圏で撮ってみたい」と意欲を見せています。
是枝監督の作品、わりと退屈ですが韓国映画ということでスパイスが効いてるかもしれません。作品は何らかの理由で親が育てられない新生児を預かる「ベイビー・ボックス」に預けられた1人の赤ちゃんを巡って、善意と悪意が絡まりながら色んな思惑を持った人々の姿を描き出す人間ドラマだそうです。
PLAN 75 早川千絵監督
早川千絵監督って全然知らなかったです。2014年にカンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に入選、本作「PLAN 75」で再びカンヌで受賞しました。
河瀨 直美の受賞歴に似ています。そのうちグランプリをとるかもしれません。作品は75歳以上が自らの生死を選択できる架空の制度を背景に生きることの尊厳を描いたものだそうです。
とりあえず、この2本は劇場に足を運ぼうかな、と思っています。パルムドールを受賞した「Triangle of Sadness」も観たいのですが配給が決まっていないようです。
おしまい