海を飛ぶ夢 2004年
物語
25歳の夏にラモン・サンペドロ(ハビエル・バルデム)は、事故により首を骨折、寝たきりの生活を送る身体になってしまう。それから26年後、ラモンは自ら人生にピリオドを打つことを決意するが、弁護士フリアと村の女ローザと出会い……
25歳の時に頸椎を損傷し、以来30年近くものあいだ全身の不随と闘った実在の人物、ラモン・サンペドロの手記『地獄からの手紙』をもとに、尊厳死を求めて闘う主人公を描いたドラマ。
「尊厳死」を扱ったドラマ。実在した人物を描いたもので重たい。この映画が2004年に公開され、スペインでは尊厳死の合法化の議論が巻き起こった。スペインでは映画公開からは17年経って、2021年に尊厳死が合法化されている。
愛する者との別れを決意することは難しい。尊厳死を望むラモン、そして家族や彼をサポートする者の葛藤がよく描かれている。
海、生命、自由…
尊厳死には賛否があるだろうが、個人としての自由を求めて戦った人物の伝記として観ました。いい映画でした。
※本作が、本年の映画鑑賞1本目😱
最近、仕事が忙しくて、映画鑑賞の気力が無かった。趣味も気合いが必要だなぁ。