金魚のうたた寝

映画、漫画、小説などの話

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

そうだ小説を読もう 10

悪童日記 / アゴタ・クリストフ 物語 戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理―非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明…

そうだ小説を読もう 9

ぼくと1ルピーの神様ヴィカス・スワラップ 物語 クイズ番組でみごと全問正解し、史上最高額の賞金を勝ちとった少年ラム。警察は、孤児で教養のない少年が難問に答えられるはずがないと、インチキの容疑で逮捕する。しかし、奇蹟には理由があった。 殺人、強…

傑作漫画が読みたい 1

地球へ / 竹宮恵子 ミュウと呼ばれる超能力者達とコンピュータに管理された人類社会との戦い。ミュウの長、ソルジャーブルーの遺志を継いで、地球を目指す若き長ジョミー・マーキス・シンと、ミュウに敵対するコンピュータ社会のエリート、キース・アニアン…

そうだ小説を読もう 8

数学的にありえない/アダム ファウアー 破滅寸前の天才数学者ケイン。彼を悩ませる謎の神経失調には大きな秘密があった。それは、世界を根底から揺るがす「能力」の萌芽だったのだ。それを狙い、政府の秘密機関“科学技術研究所”が動き出し、その権力を駆使…

そうだ小説を読もう 7

明日があるなら / シドニィ シェルダン (If Tomorrow Comes 1985年) 物語 結婚直前だったトレイシーがマフィアに嵌められて刑務所送りになる。幸せの頂点から不幸のどん底を味わうが、刑務所を出ることになり、トレイシーは自分を落とし入れたマフィアに…

そうだ小説を読もう 6

ガダラの豚 / 中島らも アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は超能力ブームにのってベストセラーになった。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が…

今まで読んだ本を振り返ること

自分が過去に読んだ小説を振り返ると作業が、意外に楽しい。 小説は、ネタバレというか、ストーリーが分かってしまうと、あまり繰り返して読まないこともあり、読了後は、どんどん記憶が薄れていくのだが、あらすじとか確認しながら、振り返っていると初めて…

そうだ小説を読もう 5

星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガンによるSF小説。1977年刊 物語 月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか…

そうだ小説を読もう 4

鷲は舞い降りたジャック・ヒギンズによるイギリスの冒険小説。1975年刊。 物語第二次世界大戦中の英国領内にある寒村を舞台に、英国首相ウィンストン・チャーチルの拉致という特殊任務を受けた、ナチス・ドイツ落下傘部隊の冒険を描く。amazonから もはや古…

そうだ小説を読もう 3

幼年期の終わり/ アーサー・C・クラーク 1953年刊。 物語(イントロ) 20世紀末の地球上空に突如出現した宇宙船隊。彼らは桁はずれに高度な科学をもつ異星人たちで、各国のあらゆる抵抗も通じず、地球は彼らの管理下に置かれ、やがて地球統一国家が実現する…

そうだ小説を読もう 2

女王陛下のユリシーズ号(H.M.S. Ulysses) イギリスの作家アリステア・マクリーンが1955年に発表した海洋冒険小説。作者の処女作であり傑作。 物語 ソビエトへの物資輸送するため不凍港ムルマンスクを目指す船団の護衛任務のため、英国巡洋艦ユリシーズ号は…

Photo 坂道

子供の頃に歩いたような気がする

Photo ただの壁

ただの壁だけどいい感じ

そうだ小説を読もう 1

最近、本を読んでないので反省。毎月、1、2冊くらいは、本を読もうと思います。過去に読んで面白かった本も、時々紹介。 という訳で、過去に読んで面白かった小説 今迄、読んだ小説で一番面白かった小説は何かと言われたら、迷わず、吉川英治の「三国志」…

このブログ

2017年9月からブログを始めました。 tomo2200.hatenablog.com 「気まぐれ日誌 〜 お散歩ライフ 〜 」 このブログは日記的なものとして始めたので、その日に見た景色や食べたものなどがブログの内容になっています。最近、読み手を意識して文字や写真が増えて…